俳句と短歌

俳句も短歌もやっている方は大勢いると思います。是非一緒にやりましょう。私は短歌をやるようになったのは堀澤祖門師に誘われたからです。5年以上も前の話ですが始めたのは3年前です。今は感謝しています。読者の皆様も是非始めて下さい。一緒にやりましょう。もし毎月投稿できれば堀澤祖門師に添削して頂くよう紹介はできます。私は良寛さんの俳句や短歌も大好きです。とても分りやすい言葉を使うのです。堀ノ内の宮柊二も良いですね。これが歌人の表現かと思い感心をします。機会があれば是非一度堀ノ内の宮柊二記念館を訪れて下さい。糸魚川の相馬御風館も良いですよ。新潟市の会津八一館も良いと思います。新潟県にも良い記念館が沢山あります。

俳句 思い出のふるさと

小山雄一(13回卒)

みはるかす青田の中を信濃川
弥彦山まで黄金波打つ稲穂かな
魚沼の苅田見守る八海山
稲架襖(はざぶすま)の香りの中を下校せり
故郷の山は変わらず雪を待つ
雪の駅長靴を手に母が待つ
ふるさとの山は変わらず雪を待つ
降る雪や北越雪譜読み返す
良く来たと箒で払ふ肩の雪
雪見舞い三八豪雪引き合いに
堅雪の田んぼを駆けて学校へ

短歌 良寛の楽しみ

佐藤弘吉(11回卒)

祖門師に誘われて久し歌づくり
今朝試みに始めてみたり
鳥たちが入れ替り来るヤマボウシ
赤実を吾も味見してみし
有り難や千年(ちとせ)の歌を古筆で詠む
この楽しみは変え難くあり
来て見れば蕗の薹あり唐菜あり
この味嬉し来た甲斐あらむ
友は死し身は献体場へ運ばれぬ
変わらぬ決意の故人偲ばむ
知らざりき青きモミジの葉の
元のか細き赤白これが花とは
雨降って柊二の館をたずぬれば
歌よし人よし帰るを忘れし
潮ひかば千年(ちとせ)の道ぞ現るるや
親知らず子知らず波間は深し
明けやらぬ草地の下の霜柱踏んで
落とさすこの懐かしさ
この台はとても便利と吾を褒め
今年も妻は白菜を干す

1 目﨑徳衛先生の評伝出版記念会へのお誘い 堀澤祖門 旧制中学41回卒
2 実録・小千谷高校野球部物語 上村敬介 高5回卒
3 一度だけの句会 平澤邦夫 高10回卒
4 オペラを小千谷で今秋予定(小千谷新聞掲載) 品田広希 高58回卒
5 俳句と短歌 小山雄一、
佐藤弘吉
高13回卒、高11回卒